6月11日は「国立銀行設立の日」って知ってましたか。
1873年6月11日に、日本初の銀行である第一国立銀行が設立されたことを記念して制定された日とのことです。
「国立」という名前が付いていますが、これはアメリカの「National Bank」を直訳したもので、「国法によって立てられた銀行」という意味であり、国が設立した銀行ではなく実際には民間の銀行であったとのことです。国立銀行はすべて第○国立銀行のように、設立順に番号を名乗っており、これを「ナンバー銀行」と呼んだとのこと。第四銀行、十六銀行、七十七銀行など、現在もそのままの名称を使っている銀行が残っていますね。
第一国立銀行は、国立銀行条例により銀行券の発券機能等を有していましたが、1882年に日本銀行が設立され、また同条例による営業免許期間終了に伴い、1896年(明治29年)に一般銀行に改組し、「第一銀行」となりその後、1943年に三井銀行と合併し「帝国銀行」へ。そして、1971年に日本勧業銀行と合併し第一勧業銀行となり、その後2002年、現在のみずほ銀行となりました。この「第一銀行」の設立に大きく貢献したのは、7月からの新一万円札の肖像に選ばれている渋沢栄一氏とのことです。
キャッシュレス社会ですが、新紙幣の必要性について皆さんどのようにお考えですか。
ここでお金や銀行に関する雑学クイズです。
6月11日「国立銀行設立の日」にちなんだ、お金や銀行に関する雑学クイズです♪
Q1.世界で一番サイズが大きい紙幣は、どれくらいの大きさがあるでしょう?
(1)1万円札2枚分
(2)文庫本サイズ
(3)A4用紙サイズ
Q2.現在、日本で製造されているお金は、何種類あるでしょう?
(1)9種類
(2)10種類
(3)11種類
Q3.日本初の銀行である第一国立銀行を創設したのは、次のうち誰でしょう?
(1)福沢諭吉
(2)渋沢栄一
(3)徳川慶喜
※お金や銀行に関する雑学クイズの答え♪
Q1.世界で一番サイズが大きい紙幣は、どれくらいの大きさがあるでしょう?
《答え》
(3)A4用紙サイズ
《解説》
世界で一番サイズが大きい紙幣は、昔の中国にあった「大明通行宝鈔」という紙幣だと言われています。縦338mm×横220mmで、現在のA4用紙よりやや大きいサイズです。
Q2.現在、日本で製造されているお金は、何種類あるでしょう?
《答え》
(1)9種類
《解説》
現在、日本では1円・5円・10円・50円・100円・500円・1,000円・5,000円・10,000円の9種類のお金が製造されています。2000年と2003年に2,000円札が発行され現在でも使用できますが、現在2,000円札は製造されていません。
Q3.日本初の銀行である第一国立銀行を創設したのは、次のうち誰でしょう?
《答え》
(2)渋沢栄一
《解説》
日本初の銀行「第一国立銀行」を創設したのは、江戸末期から明治時代にかけて活躍した実業家の渋沢栄一です。
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