自宅で騙し騙し使っている「愛用」の製品はありませんか?
モノを大切に、長く使うことは美徳として考えられています。
明らかに故障しない限りはどこか捨てづらい、そんな意識が根付いているのかもしれません。
しかし、製品の誤作動は、故障あるいは事故へのシグナルとも考えられます。
怪しげな予兆から製品事故の事例を検索できるシステム、
『SAFE-Lite』が先日公開されました。
下記、URLから案内サイトにリンクします。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2020fy/prs201022_02.html
(独立行政法人製品評価技術基盤機構「SAFE-Lite ~スマホで手軽に 事故防止~」)
『SAFE-Lite』を使うことで、
同機構がこれまでに蓄積した約6万件の事故情報にアクセスすることができます。
どういった兆候があったか
どんな使い方をしたのか
どの箇所が破損したのか
何が起きるのか
過去事例から学ぶことができます。
自分の製品と似たような事例があれば、
修理あるいは買い替えを検討したほうが良いかもしれません。
実は、我が家の電子レンジ(懐かしのNational製)も少々怪しげなところがあり、
“電子レンジ””ターンテーブル”で検索しました。
すると、まるで我が家の電子レンジを解説しているような事例がヒットし、
最終的には「発火」に至ったことが報告されていました。
私は早速検索結果を妻に送付し、
夫婦の結論として、週末には電子レンジを新調することになりました。
次はスチームオーブンレンジにしようかと思っています。
寒い日が多くなり、空気も乾燥してきました。
少しの火花から、大事故につながることがあるかもしれません。
これを期に身の回りの製品のチェックをしてみてはいかがでしょうか?
(E.I.)