災害時における情報技術の活用

ブログ

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 令和6年能登半島地震により亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 当社では廃棄物処理やリサイクルに関するコンサルティングを行っておりますが、私は東日本大震災における災害廃棄物の広域処理に携わり、現在も自治体等の災害廃棄物処理計画の策定支援やマニュアル作成など災害関連の業務を担当しております。

 被災地では人命救助や被災者の安全・安心の確保、インフラの復旧などが急ピッチで進められていると思いますが、災害発生時において最も重要なものは情報だと考えています。
 情報がなければ、適切で迅速な対応ができません。

 各報道によると、被災地では人工衛星によるインターネット接続サービスである「スターリンク」の活用や、LINEを活用した避難所の運営支援、被災者への情報発信システムの運用などが行われているようです。

 ▼スターリンクの活用について
 https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2024/01/07/pdf/press_20240107.pdf

 ▼LINEによる避難所運営支援について
 https://www.chunichi.co.jp/article/834693

 これらのツールは、東日本大震災の発生時には存在しておらず、その後の大規模災害の経験なども踏まえて開発されてきました。今後に始まるであろう災害廃棄物処理の現場においても情報技術を活用して、効率的で迅速な処理が行われることを願っております。

 情報技術の活用によって皆様のご安全と1日もはやい復旧・復興をお祈りいたします。
 また、我々でできることを常に考えて行動してまいりたいと思います。(M)

タイトルとURLをコピーしました