あふれるデータを見極めろ!

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 先日、運転免許証更新のために受講した講習で講師の方から伺った、2022年(令和4年)の交通事故による死者数です。7年連続で減少しており、過去最小だそうです。
 ふむふむ。と、聞いてはいましたが、その数字の意味はピンときませんでした。

 そこで、交通事故による死者数について少し調べてみると、2012年(平成24年)の交通事故死者数は4,438人であることから、ここ10年で41%減っていることになります。さらに、1992年(平成4年)は11,452人だったので、この30年で77%も減っていることになります。
 おお~すごい。ってか、30年前は10,000人以上の方が交通事故で亡くなっていたことに驚きです。

▼交通事故による死者数の推移

 (参照:令和4年における交通事故の発生状況について)
 https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bunseki/nenkan/050302R04nenkan.pdf

 死者数の減少は、車の安全設備の性能向上や道路整備の充実、さらには交通ルール徹底による成果であると理解しました。
 関係者のみなさまの尽力に感謝です。

 一方、我が廃棄物処理業界に目を向けると・・・
 一般廃棄物処理量は、2021年度(令和3年度)で4,095万tです。2012年度(平成24年度)が4,523tであることから、10年で10%程度しか減っていないことが分かります(30年間では18%減)。

▼一般廃棄物の排出量

 (参照:一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和3年度)について)
 https://www.env.go.jp/recycle/waste_tech/ippan/r3/data/env_press.pdf

 交通事故による死亡者数と一般廃棄物の処理量の推移を単純に論じることはできませんが・・・まだまだ、やれることはありそうです。

 私が社会人になりたての頃、先輩か誰かに言われた「ごみは嘘をつかない!」との言葉が頭に浮かびます。
 言われた時には理解できていませんでしたが、様々な調査を経験したいま、データを整理して分析することで浮かび上がる現状や課題、課題解決に向けた論理的思考の重要性を身にしみて感じています。
 気がつけば、私も調査現場で調査員にむかって「ごみは嘘をつかない!」とよく口にしているみたいです(笑)

 我々にとって、業務のはじめに行なうごみ調査の結果や統計データの整理・分析は、仕事をする上でのルーティーンとなっています。
 現在は、ネットを見れば様々なデータが簡単に手に入りますが、あふれるデータに踊らされず、しっかりとデータに向き合いながらごみ減量に取組んでいきたいと思います。

 受け取った免許証の有効期間は5年間。次回の更新ではゴールドをめざして安全運転を誓うのでした。
 今日もご安全に!(M)

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