秋晴れの日のダイビング

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台風がいくつか過ぎ去り、秋を飛び越えていきなり冬の寒さを感じる今日この頃です。今年に入ってあまり潜れていなかったので、先日晴れた日を狙って神奈川・葉山へダイビングに行ってきました。葉山は東京から最も近いダイビングスポットではないでしょうか。都心から車であれば1時間半ほど、電車でも同じくらいの時間で行くことが出来ます。電車であればJR逗子駅、京急逗子・葉山駅が最寄りです。ダイビングショップまでは歩くと距離があるので、送迎を頼むのが楽です。ボートから海に入るボートダイビング、ビーチから歩いて海に入るビーチダイビング、どちらも面白いスポットがたくさんあるようです。今回はボートで少し深いところへ潜ってきました。

関東近郊のダイビングスポットと言えば千葉の勝山、葉山の近くの三浦、更に足を伸ばして静岡の伊豆等のダイビングスポットが有名です。その中でも葉山はウミウシやギンポ、エビ、と言った小さい生き物の種類が豊富で、小さいお魚達の写真を撮るのが好きな人に愛されているダイビングスポットです。今回一緒に潜った方々も、一眼レフカメラ、水中写真が綺麗に取れるコンパクトデジカメ、写真を綺麗に撮るためのライト、等々、皆さん思い思いの水中写真撮影用グッズを持って潜っておられました。私もコンパクトデジカメと水中ライトを持って下手くそながら写真を撮ってきたので、秋の葉山の海の様子を少々お届けしたいと思います。

①まずトップバッターは「イワアナコケギンポ」。穴からひょっこり顔を出しています。頭の形がまるで角刈りのような形をしているので、ダイバーからは「角刈り」と呼ばれていました。かわいいですね!

②続いて同じくギンポですがこちらは頭がリーゼントの「アライソコケギンポ」。向こうを向いていますが、個性的な頭の形がおしゃれです。

③最後はおなじみ「タコ」です。少し見づらいのですが、吸盤の近くに見える白いのが卵です。タコの抱卵の様子ですね。今の時期の海は、タコの他にも抱卵しているお母さん達が見られるようで、あちこちに卵がありました。

秋晴れとは言うものの、海に潜って陸に出てくると、濡れたウェットスーツに風が吹き付けてさすがに寒かったです。元々あったかい海でのダイビングが好きなので、あまり寒い海に潜ったことはありません。しかし冬の海は冬の海で違う生きものたちの暮らしが見れるらしく・・・今年の冬は少し勇気を出して挑戦してみてもいいかなと思った次第です。今回一緒に潜った方の中に、北海道で流氷の中を潜ってクリオネを見たという方がいました。さすがにそこまでは無理かも知れませんが、違う海にも挑戦してみたいです。

SY

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