思い出の「ナイアガラの滝」

過日、「ナイアガラの滝」にもコロナ禍の自粛により観光客など人が消えたとニュースが飛び込んできました。

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それをきっかけに、私の記憶の箱から「ナイアガラの滝」での思い出もよみがえってきました。

私が最初に「ナイアガラの滝」を訪れたのは、約20年前の海外出張(米国、カナダ)に行った時でした。当初は2週間予定であったが、出張途中にさらに1週間延長指令があり結果、3週間の長期出張になりました。私と女性1名の2人旅で、当時は女性の仕事改革(女性活躍支援)の走りで、当時まではあまり女性が海外出張など少ない時代でしたので、出張先でも日本から若い男?女が来たとなると珍しがられました。今では考えられないそんな時代でしたが、3週間のうち2度週末になるので、最初の土日は、米国からカナダへの出張行程の途中でもあり、「ナイアガラの滝」で迎えることになりました。それまで滝は日本の滝しか見たことがなく、華厳の滝でも感激していたのですが、「ナイアガラの滝」を最初に見たときのスケールの大きさや滝からの水の爆音など全く異次元の滝であったので、ただただ感動した記憶があります。クルーズ船での雨合羽着ての滝のしぶきの中へ突っ込むのもたいへん感動しました。また、滝の裏側の景色もこんなになっているのかと感心した記憶があります。当時はミノルタタワーがあり展望できるレストランで昼食をとりました。滝を見ながらの食事も格別でした。

感動した余韻を残しながら次の2回目の週末ですが、出張1週間延長になった理由が、当時の会社が所属していた業界の北米リサイクル実態調査の調査団に合流しろとのことであったので、日本に帰りたい気持ちもありながら合流することになったのですが、その合流先が「ナイアガラの滝」でした。結局、偶然にも「ナイアガラの滝」を2週間続けて訪れることになりました。非常にもったいないと思いながら、1週間前にも見ているので心にも余裕があり初めての感動ほどはありませんでしたが、見逃した新たな発見もあり、それなりに「ナイアガラの滝」をふたたび堪能することができました。

その「ナイアガラの滝」は、世界遺産になっていません。

世界三大瀑布の1つで世界的に規模の大きい有名な滝ですが、同じく世界三大瀑布である「イグアスの滝」と「ビクトリアの滝」は世界遺産に登録されています。理由は、「滝の水がコントロールされている」「滝周辺にカジノなど娯楽施設があるため」「国境間にあるため、登録のための過程が困難」とのことです。(確かに当時私も少しばかりカジノしましたね)

ナイアガラの滝は世界遺産ではない!?|特集「カナダの“なぜ”に迫る」 | TORJA
ナイアガラの滝って世界遺産だよね?こんな疑問をふと思った事があるはずでは!? しかし、残念ながら答えは“世界遺産ではない”! ナイアガラの滝はカナダとアメリカの国境にある滝で、カナダ側のカナダ滝とアメリカ側のアメリカ滝と

世界遺産登録されることがすべて良いことではありませんが、残念な気がします。

そんな「ナイアガラの滝」も川の水による浸食でいつかは滝がなくなるのだそうです。ナイアガラの滝が誕生したときは現在の位置より約11lkm下流にあり、勢いのある川の水により崖は削られていて、上流のエリー湖側に年平均 約1.5mの割合で後退していって、この割合でいくと約5,000年後にはエリー湖に吸収されて滝はなくなるとされていたのですが、上流に水力発電所のダムを造り、人工的に水量をコントロールすることで浸食の速度は年に約3cmと大幅に抑えられていて、滝の消滅は約2万5千年後となっているそうです。滝がなくなるからといって遠い将来のようです。ですが、年々温暖化の影響により、気候変動による大洪水などで浸食が加速することも予測されます。地球環境を守りながら、いつまでも「ナイアガラの滝」があり続けてほしいと思っている今日この頃です。

P.S.

そのあとの十年後に、ふたたび、米国カナダの2週間出張があり、偶然にもその時も週末は「ナイアガラの滝」で過ごすことになり、私の人生で結果、3度「ナイアガラの滝」を訪れることができました。何かのめぐりあわせなのかわかりませんが、「ナイアガラの滝」につくづく縁があると思いました。私の海外出張の中の良い思い出の1ページとして記憶の箱に保管されています。

SS

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