コロナウイルス第3波拡大に思うこと

本日、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が678人、過去最多と報告されました。

過去のニュースを確認すると、
中国武漢市で最初に患者が発症したのは昨年12月12日。
しばらくは対岸の火事でしたが、
年明け1月16日に日本国内にて感染者が確認されました。

そして、2月初旬のダイヤモンド・プリンセス号の騒動から、
コロナウイルスのことを聞かない日はない、と言っても過言ではないでしょう。

慣れか疲れか、あるいは年の瀬のせいか、
春の第1波、夏の第2派に比べ、
現在進行している第3派については、
社会全体の反応が鈍いように感じられます。

しかし、報道されているように医療崩壊の可能性が背後に迫っており、
また、医療体制の疲弊による社会全体的な健康状態の悪化が懸念されます。

先日の日経新聞の記事によると、
国立がん研究センター中央病院や東大病院にて、
4月~10月の胃がんの手術件数が昨年の同時期に比べて4割以上減っているとのこと。

全国的にもがん患者の入院件数が減少しているようで、
コロナを警戒するあまり、検診や診断を先送りにしている可能性があるのではないでしょうか?

がんは、早期発見、早期治療が重要です。

今日は母の命日でした。
検診を受けずに大腸がんの発見が遅れたことで、
治療が間に合わず、発見から3ヶ月の出来事でした。

同じような事例が、このコロナウイルス騒動下で
急増することがないよう、願っています。
(E.I.)

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