こんにちは。
先日、GPSの週数ロールオーバーによる、iphone5アップデートの記事を見かけて、ふと、GPSについて調べてみました。
(因みに上記の記事は、iphone5を使っている方は、11/3までにアップデートしてくださいね、というものでした。)
さて、GPSといえば、スマートフォン等でも使われており、とてもなじみ深い言葉になっています。
私は、打ち上げた衛星により、位置情報を得るシステム(衛星測位システム)の総称をGPSというと思っていたのですが、どうやら違うようで、GPSは「アメリカが打ち上げた衛星」を利用した衛星測位システムのようです。
そのため、ロシアであればGLONASS、欧州であればGalileo、中国であればBeiDouというように、それぞれ名前があるようです。
ところで、日本でも「みちびき」が、2018年11月よりサービスが開始したのはご存じでしょうか。私は知りませんでした 笑
「みちびき」とは、準天頂衛星システムのことで、どちらかというと単独で機能するというより、GPSの補強が主な目的だと思います。
GPSのみでは、都市部や山間部など位置情報の精度が落ちてしまうことがありましたが、「みちびき」が補強することで、精度が大幅に上がるようです。
また最近では、各国や各地域の衛星測位システムと同様に、「みちびき」にも対応したカーナビやスマートフォンなどが登場しています。
IoTで重要なセンシング技術では、位置情報も大事な項目の一つなので、「みちびき」の出現により、今後はIoTを利用したサービスがさらに拡がるのではないでしょうか!(SI)