8月、長野県へ行きました。
とても暑かったのですが、私が住む関東と比べて湿度が低く、過ごしやすかったです。
長野滞在中、大量に目にした生き物がいました。それはトンボです。ふわふわと気持ちよさそうに飛ぶ姿がとても美しかったです。
タイミングよく手に止まってくれたので、接写することができました。Googleレンズで調べてみたところ、どうやら「アキアカネ」という種のようです。いわゆる「赤とんぼ」の代表的な種として知られています。

ここで疑問がひとつ。写真のトンボ、赤くない!?
アキアカネについて調べたところ、未熟な時期(夏頃まで)は黄褐色をしており、秋が近づいて成熟すると、特にオスが鮮やかな赤色に変化するのだそうです。
また特徴的な生態として、羽化したばかりの夏の時期には平地を離れて涼しい標高の高い山地へと移動し、そこで夏を過ごします。そして気温が下がり始める9月頃になると、産卵のために再び生まれ故郷である平地や里山へと下ってくるのだそうです。
※もう一種の代表的な「赤とんぼ」であるナツアカネは、夏も平地で過ごすそうです。
暑さ厳しい間は涼しい場所へ……なんだか人間のようですね。やっぱり昆虫は面白い!!
秋空に漂う赤とんぼ。当たり前の風景ですが、いつまでも見ることができるといいな、と思います。
そんなトンボですが、その存在は「縁起物」としても知られています。トンボは決して後ろに退かない(=戦いから逃げない)虫として、「不退転(ふたいてん)」の精神を表すとされているのです。ただ、トンボが前にしか進めないというのはあくまでイメージで、実際はバックやホバリングなど、空中を自由自在に飛び回っているのだそうです。
その飛行能力は非常に高性能であり、昆虫界一とも言われています。
トンボは4枚の羽を持ちますが、それぞれの羽をバラバラの角度・タイミングで動かすことができます。これにより、複雑で立体的な機動が可能になっているのだそうです。圧倒的な機動性とコントロールを兼ね備えたトンボの飛行技術は、最新のドローンや小型飛行機の研究にも応用されているのだとか。
ほのぼのとした景色がよく似合うトンボですが、小さな体にロマンがあふれています。
2026年も後半に差し掛かりますが、トンボのように、時には後ろに退いたり立ち止まったりしながらも、推進力と応用力で自由自在に邁進していきたいと思います!(A.Y)

