昆虫食ブーム?

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 幼少の頃、我が家では、春はつくし(おひたし)、秋はイナゴ(佃煮)など、実家周辺でとってきた野草や昆虫が食卓にあがることがしばしばありました。

 つくしは食べたことがある人も多いと思いますが、イナゴはさすがに少ないようです。我が社の朝会で昆虫食が話題となった時にイナゴを食べていたことを伝えると、当社メンバーは若干引き気味で、人にはあまり言うもんじゃないなと思いました。

 そんな昆虫食ですが、先日、ネットニュースで小倉駅前にある魚町銀天街に「昆虫食自販機」が設置されたことが取り上げられていましたので、気になって見に行ってきました。

▼魚町銀天街_「昆虫食自販機」設置に関するページ
https://uomachi.or.jp/event/entry-414.html

 昆虫食自販機が設置されているのは、以前、同ブログでもご紹介させていただいた、ビル再生計画「Tanga Table」の一角で、東京農業大学・学生ベンチャー「うつせみテクノ」さんが設置しているようです。(ちなみに、上野アメ横にも同様の自販機があるようです。)

 どんなものが販売されているかというと「昆虫姿スナック(タランチュラ・タガメ・バッタ目ミックス・幼虫ミックス)」や「蚕桑茶」など、イナゴを食していた私も若干、たじろぐ商品が並んでいますw
 ネットニュースで話題となったのか、売切となっている商品もあります。しかも、結構、お高い(汗

 とはいえ、折角だからと「Super コオロギ おつまみせんべい(七味しょうゆ)」と「広島こおろぎ」を購入してみました。

 はたして、そのお味は・・・・
 「コオロギ おつまみせんべい」は、うまい! コオロギが入っていることを知らなければ、しょうゆ味の普通のおいしい煎餅です。一方、「広島こおろぎ」は見た目がかなりグロテスクですが、うすい塩味の上品なお茶うけといった感じです。(見た目は別として)

 なお、昆虫は世界各地で食されており、昆虫はヒトが必要とするビタミンのほとんどが含まれるなど栄養価が高い食品のようです。

 日本では2010年代後半以降、食用昆虫の養殖事業への参入が相次いでおり、2020年10月に制定した「フードテック官民協議会」の「昆虫ビジネス研究開発ワーキングチーム」(農林水産省)が、昆虫食の安全性や衛生面におけるルール作りに向けて取り組みを始めているようです。

▼昆虫ビジネス研究開発WT 活動報告
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/foodtech/attach/pdf/kenkyukai-15.pdf

 正直、お値段が高いので、私は昆虫食リピーターになりそうにはありませんが、健康ブームやSDGs?を追い風に、今後、街で見かける機会が増えるかもしれませんね。(M)

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