オリパラのパブリックビューイングを検討した話

新型コロナウイルス感染症は年をまたいで爆発的な拡大を起こし、11の都府県で緊急事態宣言が発令される事態となりました。前回宣言時よりも感染者数は多く、医療機関の逼迫状況が連日報道されておりますが、社会全体の反応は鈍く、前回のように外出者の減少を誘導できていないようです。

さて、そのような状況下でもオリンピック・パラリンピックについては、「まだ」というべきか、ポジティブな見解を示す報道がなされております。

その是非は置いておきまして。

私は昨年、とある理由で「オリンピックのパブリックビューイング」に申請しようと調べておりました。パブリックビューイングとは「大型スクリーンに映し出して、みんなで楽しもう」という企画です。

申請には、著作権の問題やスポンサーへの配慮やら、色々な条件がありました。

まず前提として、大型スクリーンを使用しない場合、家庭用のテレビモニターを使用して店舗などでテレビ映像を流し続けることは、著作権上特に問題ありません。飲食店などでテレビを流しているパターンです。

・営利目的でない(鑑賞料をとらない)

・リアルタイム放送である

上記条件を満たしている必要があります。

しかし、大型スクリーン(このサイズは実は規定がなくて、超大型モニタなら許されるのか、という問題があるのですが)を使用するとなると、色々制約が発生します。

大型スクリーンのパブリックビューイング実施における条件として主なものは、

・営利目的でない

・実施時に企業のPRとなるようなことは行わない

・スポーツ中継時のみ

つまり、オリパラ公式スポンサーを差し置いて、その場でなにか企業のPRになるようなことは行ってはいけないのです。例えば、機材を提供してくれた企業名の掲示や、特定の飲み物を配るなどの行為が該当するようでした。

そして、リアルタイムでのスポーツ中継のみ、が放映可能です。合間のCMやスタジオのコメントシーンなどはNGです。収録されたダイジェストなどもNGであったと思います。

どういうことか言うと、
競技の中継で無くなった瞬間に、チャンネルを変えないといけないのです。そして、中継ですので、いつ切り替わるかは「目視」です。「チャンネル変え専属」スタッフが必要ということがわかり、そのコストや、申請のための時間的な制約、手間等を考慮し、結局申請は行わないこととなりました。

著作権保護は確かに重要ですが、こういった妙な事態になることもある、という話でした。

延期されたオリパラのパブリックビューイングの案内はまだ公開されておらず、申請受付は4月からのようです。

パブリックビューイング・ガイドライン、申請書等
東京2020大会の延期(オリンピック:2021年7月23日~8月8日、パラリンピック:2021年8月24日~9月5日)に伴い、申請受付の開始は2021年4月を予定しています。更新したガイドラインの公表等については、改めてご案内させていただきます。 2020年10月

※上記放映における条件等については昨年の記憶に基づいて記載したものです。
正確性を保証するものではございません。

(E.I.)

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