元号が「令和」となって2カ月が経ちました。
この「令和」の典拠(てんきょ)は、日本最古の歌集『万葉集』に収められた「梅花の歌」にある、「梅花の宴」の様子を詠んだ歌のようです。
初春の令月にして(しょしゅんのれいげつにして)、
気淑く風和ぎ(きよくかぜやわらぎ)、
梅は鏡前の粉を披き(うめはきょうぜんのこをひらき)、
蘭は珮後の香を薫ず(らんははいごのこうをくんず)。
う~ん・・・難しい(汗)
どうやら、「あたかも初春のよき月、気は麗らかにして風は穏やかだ。梅は鏡台の前のお白粉のような色に花開き、蘭草は腰につ ける匂袋のあとに従う香に薫っている。」といった意味のようです。(参考文献:岩波書店新日本古典文学大系『萬葉集一』)
ふむふむ・・・でも、やっぱり難しいw
これを詠んだ大伴旅人が住んでいた邸宅があった場所が、坂本八幡神社(坂本八幡宮)あたりであろうと推測されており、「梅花の宴」が開催されたのもこの場所であろうと言われていることから、元号発表から坂本八幡宮には多くの方が訪れているそうです。
そこで、当社の総会のために来九した理事を福岡空港にお送りする途中で坂本八幡宮にお参りしてきました。
改元決定から多くの方が参拝しているようで、境内には臨時(テント)の社務所が設置されていました。
御朱印とお札をいただいて、理事にお願いしてお約束の「あれ」をパチリ!
梅雨空ではありましたが、雨には降られず、令和ゆかりの地で新たなスタートを切ったのでした。
気も麗らかに廃棄物・リサイクル業界の匂い袋?をめざしたいと思います。(M)