教育の変化

今年の紅白歌合戦は、この人も年とっちゃったな―と感じさせる人が多い中、サザンオールスターズが復活していたのが感動でした。

年末年始はテレビを見る機会が多いですが、最近はテレビだけじゃなく、ネット動画にもいろいろ面白いコンテンツが増えています。いろいろと物色してみて私が面白かったのが、AmazonのPrimeVideoです。月会費が必要ですが、それぞれ1000円弱の金額でBBCと日経CNBCのリアルタイムの放送と番組動画のアーカイブを見ることができます。例えばBBCのほうでは、ハードトークという番組でブレグジットの成り行きについて深い内容のインタビューを見られたほか、CLICKという番組ではさまざまな分野の最先端科学が紹介されていました。(日経)CNBCのほうでは、マーケティングメディアマネーという番組で海外企業のマーケティングについて掘り下げた動画がありました。

CNBCの別に動画の中で、ピーター・ティールが、アメリカの大学や大学院に25万ドルも払って進むのは、今や負債を抱え未来をつぶす行為と言っていました。彼らは大学のような構造化された学習環境の代わりに不確定要素の多い起業家育成プログラムを作ろうとしていました。さらに、学校の代替策としてデジタルの質の高いコンテンツが増えてきているのも、大学のコスパが悪く感じられる一要因ではないかと思います。日本でもデジタルを使った教育アプリやサービスが登場していますし、生涯学習という点でも、自分で学ぶ能力を持ち、言葉の壁を越えることができたら、いくらでも高品質なコンテンツで学習できる時代になっているんじゃないでしょうか。コミュニティづくりとかの側面は残りますが、もしかすると、研究者になりたい人以外がお金をかけて大学に通う意味が少なくなりつつあるのかもしれません。(Y)

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