歯科鉱山

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「土曜日は歯医者の日」

私のスケジュールには、9月からほとんどの土曜日に歯医者の予定が入っています。

8月末の東京出張。コンビニで朝食を買ったついでにソフトキャンディを買ったのが運の尽きでした。(森永製菓のネズミの鳴き声的な・・・あれです)

ホテルで1粒口に入れて数秒後「ガリッ」と嫌な感触。

「おいおい、異物混入かよ」と思いながら確認すると、それは異物ではなく歯の詰め物でしたw

幸い痛みなどはなかったのですが、放っておくわけにもいかず、やむなく歯医者を検索。

なんと!家から3㎞ほどにエリアに15軒もの歯医者がありました。(こんなにあるんですね(汗))

とりあえず土曜日に診療している最近できた歯医者に通院することとなりました。

大学に入ってから歯医者に通院した記憶が無いため、おそらく25~30年ぶりです。

歯医者といえば「混んでいる」「痛い」といった嫌なイメージしかありませんでしたが、通院中の歯医者は予約制なので待ち時間はありませんし、虫歯を治療する時には麻酔をするため全く痛くありません。歯医者さんに聞いたところ、我々の子ども時代(30~35年前)は、1日200人以上の患者が通院することもあったそうですが、今は虫歯になる子どもも少なく、多い日で1日30人程度だそうです。

歯科設備や治療方法が進歩しているとともに、虫歯予防が定着しているんだな~と感心してしまいました。

通院のきっかけとなった詰め物は5回程度の診療で無事に新たな詰め物になりましたが、一段落したところで、残っていたソフトキャンディを食べたところ・・・別の歯の詰め物がとれましたwww

マンガみたいな落ちですが、やはり30年の年月によって詰め物のセメントが劣化しており、その他にも色々とケアが必要なようです。どれだけの期間、通院することになるのかは不明ですが、この際、きっちり直したいと思います。

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ところで、みなさんは「金パラ」ってご存じですか?

「金パラ」とは、歯の詰め物(インレー)や、かぶせ物(クラウン)によく使われる歯科用金属材料の一種で、その組成が金(Au)12%、パラジウム(Pd)20%、銀(Ag)52%、銅(Cu)15%、その他1%など、非常に貴重な金属でできています。

「金パラ」でググってみると、いくつもの買取サイトがヒットします。現在の地金価格は金4,860円/g、パラジウム4,180円/g。

私は診療時にとれた詰め物を歯医者さんに持って行っているのですが、これが1gだとすると・・・軽く1,000円以上の資源価値があることになります。次回の診療時に「診療費から詰め物の価格を割り引いて下さい」って言ってみようかな(笑)

さらに脱線すると、入れ歯に使われている金属もかなりの資源価値があるようです。

驚いたことに、埼玉県では不要になった入れ歯の回収ボックスを設置しているそうですw

不要入れ歯回収ボックスについて

近い将来「都市鉱山」ならぬ「歯科鉱山」ってキーワードをいろんなメディアで見かけることになるかもしれませんね。

ま、入れ歯のお世話にはなりたくないので、しっかりケアして死ぬまで自分の歯で生活できるようにしたいと思います(笑)(M)

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