ごみの分別がなくなる?

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ご存じの方も多いと思いますが、積水化学が12月6日に家庭ごみや産業廃棄物からエタノールを生産する技術を開発したと発表しました。

“ごみ”を“エタノール”に変換する世界初の革新的生産技術を確立 | 積水化学工業株式会社
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開発された生産技術は、「ごみ処理施設に収集された”ごみを一切分別することなく”ガス化し、このガスを微生物によって、熱・圧力を用いることなくエタノールに変換することで、既存プロセスに比べ十分に競争力のあるコストでの生産を実現・実証した」というものです。

■実証結果(積水化学HPより)

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循環型社会の実現をめざして、自治体ではごみ減量に向けた取り組み(啓発活動、有料化など)、資源の分別収集を推進してきました。その結果、ごみ(一般廃棄物)の排出量は10年間で15%以上が減少しましたが、リサイクル率は20%程度で横ばいとなっており、国が目標としている平成32年度にリサイクル率27%の達成は非常に難しい状況となっています。

さらに、分別収集や中間処理におけるコスト増加は、財政状況が逼迫している地方都市にとって大きな負担となっています。

このような状況の中で発表された今回の技術は、今後、2019年度に実用プラント稼働を目指し、以降、各地のごみ処理施設の更新タイミングでの本技術の普及をめざしていくようです。

これまでの”分別によるリサイクルの推進”が大きな転換点を迎えるのか?今後に注目していきたいと思います。(M)

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