娘と家庭菜園と宇宙からやってきた植物

ブログ

世界三大穀物は米、小麦、トウモロコシとされています。
その中で世界全体の生産量を誇るのが、トウモロコシです。

主食のパンやご飯ではなく、トウモロコシが最も多く生産されているのは、
その用途に理由があります。
トウモロコシは主に家畜の飼料用、近年ではバイオエタノールの原料として利用されており、
実は純粋に食料として食べられている量はそれほど多くありません。
しかしながら、甘味料やコーンスターチ、コーン油などの原料としても使用されていますので、
現代の食事に含まれていない方が珍しい状況であります。
家畜の試料や燃料にまで使われていることを考えると、
もはや世界はトウモロコシでできていると言っても過言ではありません。

一方、トウモロコシは謎の多い植物であり、
原種となる野生種が何であるかも、現時点では明確となっていません。
それでいて、生命力が強く、厳しい天候や荒れた土壌でもよく育ち、
多量の種子(可食部)をつけるため、まさに人間に利用されるために現れたような植物と言われています。

さて、このようなことを調べましたのも、
我が家のベランダ菜園でトウモロコシを育てているからでありまして、
8月下旬に種を撒き、”10月上旬には収穫”との情報があったものの、
我が家のトウモロコシはようやく穂をつけた状態です。
果たして冬を迎えるまでに、トウモロコシそのものを目にすることができるのか…

いくら生命力が強い植物とは言え、ベランダ菜園の限られた環境では厳しいのでしょうか。
もぎたてトウモロコシを夢に、今しばらく成長を見守っていきます。

ようやく穂をつけたトウモロコシ。
現時点では麦や米に良く似ています。

(E.I.)

今回の記事は以下のサイトを参考にしています。
「トウモロコシは「宇宙からやってきた」植物だった!?」
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/5347

タイトルとURLをコピーしました