こんにちは。
最近、日本でもダイナミックプライシングを導入している企業などが増えているように感じます。
ダイナミックプライシングとは、需要と供給に合わせて価格が変動する仕組みのことです。
最初にその説明を聞いたときは、いまいちピンときませんでしたが、
航空機やホテルなどが、繁忙期に価格が上がり、閑散期に価格が下がるといった仕組みのことだという例を見て、なるほど!と思いました。
ダイナミックプライシングは、需要と供給に合わせた価格設定を動的に行うため、価格に算出が非常に煩雑になる場合もあります。
そこで最近は、AIを用いたダイナミックプライシングが増えているようです。
野球では、ソフトバンクが今年のオープン戦10試合のチケット(1500席)を、AIを活用したダイナミックプライシングを採用して販売していましたね。
ダイナミックプライシングに関する消費者のメリットデメリットとは言わずもがなですが、企業のメリットは、出来るだけ売れ残りを減らせるので、収益の最大化が図れることです。
しかし、ホテルや航空機などは「価格が高い=繁忙期」というように価格設定の理由が明確ですが、飲食業などの価格設定がさらに複雑な業界では、価格設定の理由が消費者に分かりづらいことが、ネックのようです。
しかしながらいずれは、飲食業界などでも導入が進み、近所のファミレスでもダイナミックプライシングが導入されている日が来るかもしれませんね(SI)