先日、3月20日は春分の日で祝日でした。祝日が土曜日でしたので、残念な気持ちになった方も多いかと思います。そして、翌日の東京は春の嵐で大雨が降りました。毎年、桜が満開になったあとに訪れる桜の花を散らす嵐のようでしたが、東京の桜はこれから満開を迎える状況です。
さて、先日、母親から電話がありました。電話に出た後の母からの一言「おめでとう!」。私的には「なにかあったかな?」というくらいピンとこなかったのですが、良く聞いてみると、私が大ファンである草彅剛さんの日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞のお祝いの電話でした。私が学生時代などは、好きな俳優さんで草彅剛さんをあげると「どこがいいの?」とか、「○○さんの方がよくない?」など、私が好きだと言っているにも関わらず、私が好きなことを認めていない母でした。ですから、母から祝われるとは思っておらず、お祝いの電話には驚きました。お祝いの言葉を言ってもらったことで、好きなものを言い続けてよかったという思いと、そして、草彅剛さんの受賞が本当に現実に起こったことであったことを認識できたことなど、様々な思いが巡りました。母から電話があるまでは夢を見ている気分でしたので、とてもうれしい電話でした。
今回、草彅剛さんが受賞したミッドナイトスワンを見れていないのです。コロナ禍の公開であり、映画の内容もあり、なかなか映画館に足が向かなかったのですが、Blu-rayを購入して観る予定です。そして、私は草彅剛さんが演技をしているだけで号泣してしまうので、2時間泣し続けることでしょう。泣くことが分かっているので、母に「なんで感動して泣くの?こんなので泣くの?」なんて言われないで済むように一人で見るのです。こんな風に母を書いておりますが、フォローしておきますと私との相性が悪いだけで意外と普通の親ですよ。
個人の感じていることが否定されずに認められる世の中になること祈っています。
心赴くままに(K)