先週の福井出張の際、同県在住の姉、甥と食事をしました。
約1年振りの再会となりましたが、4月から高校生となる甥は、この1年で身長が伸びていて、私よりもでかくなっていました(笑)
食事中に甥の中学生活の思い出についてあれこれ聞いたのですが、甥が通っていた中学校の同学年は36人(全校生徒122人)だったそうです。
私が卒業した中学校は、名古屋のベッドタウンに立地していたこともあり、同学年は約550人。時代や地域の違いもありますが少子化を実感しました。
会話の中で気になったのが部活動の話。生徒数が少ない学校の運動部はどのように活動しているのだろうか?という点です。
そこで、元野球部の私から「野球部はあるの?試合できるの?」と質問しました。
どうやら甥の中学校にも野球部はあったようですが、予想通り部員数が足らず、試合は他の部活の生徒に応援を頼むとともに隣接する中学校との連合チームで行っていたようです。
折しも3/18から選抜高校野球大会(春の甲子園)がはじまっていたこともあり、高校野球における連合チームの参加状況について調べてみました。
昨年の夏の甲子園地方大会の参加チームは3,441チーム(3,715校)で、そのうち連合チームは133チーム(403校)だったようです。現在は参加チーム数の4%に満たない状況ですが、今後、増加していくのではないでしょうか。

今年の春の甲子園でも、富山県の連合チーム(今年度末で統合する県立高校のようですが)が21世紀枠で選出されるかどうかが話題となったようです。近い将来、連合チームの甲子園出場が実現するかもしれませんね。
高校野球(甲子園)については、炎天下での試合日程や地域格差、育成方針(スパルタ)など、様々な議論がされていますし、時代とともに取り巻く環境も大きく変化しています。
その上で、甲子園をめざす連合チームにとっては、練習の問題やチームワークの形成など、さらに高いハードルが課せられることになると思いますが、いずれにしても甲子園が高校球児にとってかけがえのない3年間の目標であり続けてもらいたいと思います。
ま、甥は野球部には入らないみたいですが。(M)
