戦術野球

ついに日本シリーズが終わり、プロ野球もシーズンが終了しましたね。ヤクルトは20年ぶりの優勝のようで、おめでとうございます。今年の日本シリーズはどの試合も接戦で最後まで目が離せませんでした。普段、ソフトバンク以外の試合はほとんど見ないので、クライマックスシリーズや日本シリーズは見るつもりはなかったのですが、気づいたら全部見ていました(笑)

日本シリーズはどの試合も面白かったのですが、個人的にはクライマックスシリーズのロッテ対オリックスの最終戦がすごく印象に残っています。
最終戦は、引き分け以上で優勝が決まる試合でした。オリックスが1点ビハインドで迎えた9回裏の攻撃。ノーアウトランナー1塁で打席には安達選手が立っていました。ネクストバッターボックスには、小田選手の代打で頓宮選手が準備していたので、ここは送りバントかなと思い見ていました。案の定、1球目はヒッティングの構えからバントをしてファールになりました。2球目が投じられる際もヒッティングの構えをしていたのですが、どうせ送りバントだろうと高をくくっていました。しかし、そのままヒッティングをして、見事にノーアウト1塁2塁とチャンスを広げました。続いて、小田選手に代打を出すことをやめて、そのまま小田選手が打席に立ちました。代打をやめたこと、そして最初からバントの構えをしていたので、今度こそ送りバントをしてくると思っていました。しかし、ここでバスターをして前進守備をしていたファーストの横を抜いて、サヨナラヒットになりました。

ロッテも観戦していた私も完全に裏をかかれました。中嶋監督の戦術が見事にハマったなと思います。他球団のファンながら、久しぶりに熱い試合を見られて、非常に楽しかったです。ここまで完璧に戦術がハマることは中々ないですが、他球団の試合を見るのも面白いなと思いました。来シーズンは、余裕があれば他球団の試合を見ようと思います!(SI)

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