当社働き方改革のゆくえ

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東京サテライトは昨年度に移転して以来、一時的にシェアオフィスを利用しています。本日、当方も久々に出社したところ、業務を共にするメンバーがたまたま参集して、おそらく会社が借りた今の個室スペースでおそらく初めて、6名が同時に作業することになりました。無論、個人単位の机やイス等は揃えていますが働いてみた印象は「とにかく狭い」の一言。「皆が出社できるようになったら、早く引っ越さなきゃね」という意見も出ましたが、実は明日は東京サテライトの出社予定者がゼロ。「オフィス稼働率を考えると今のままで十分かも」という考え方もあります。

そこで、出社中の社員に「コロナの影響がなくなって自分で選べるなら、週何日出社したい?」と聞いてみたところ、「2~3日位」という意見が多数でした。この一年の在宅勤務で通勤時間が無くなったことのメリットは痛感してるけど、ずっと家で作業をしているとやっぱり息が詰まる気がするとのこと。更に、小さな子供を持つ男性社員からは「既に子育て領域を含めた夫婦の新たな役割分担が確立しており、自分だけが毎日定時に出退勤する暮らしは想像も出来ない」との声も。要はいまさら元のノーマルには戻れないし戻りたくもない、ということでしょう。

これも「ポストコロナ時代」を念頭に、我々皆が考えなければならない「働き方改革」の一環です。過去1年の緊急事態の経験から、ホワイトカラーの働き手がオフィスや客先に行かなければ出来ない作業なんてほとんどないことも明らかです。定期代を支払わず実費払いとして、逆に在宅手当を支払うようになった企業もあるとか。在宅での作業効率確保は課題となりますが、仮にそこもクリア出来る習慣がつけば、通勤時間の削減はそのままプライベート時間の充実となり、家族の役割分担も改善できるはず。でも問題は、皆が本当にそう感じているのか、という点にあります。

実際、業務の進め方も大きく変わりました。全社コミュニケーションの手段として始めた朝会は定着しており、福岡ー東京ー神戸在住の職員がオンラインながら毎日顔を合わせられるようになりました。一方、業務内容は個人レベルまでプロジェクトを集約したため、打合せ時間等を極小化してますが、スキルの摺り合せや作業の支え合いは減ったとの印象が否めません。社員が一番働きやすく、成長できる職場やオフィスの在り方はどうだろう?コロナが落ち着いたら、真っ先に温泉旅行に行って、浴衣姿で膝をつき合わせながら社員皆で考えたいなぁ、そう願ってます。(^^ゞ(T)

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