来月７月14日から、サマージャンボ宝くじが発売されます。億万長者を夢見て宝くじを購入される方もいらっしゃると思いますので、実際にサマージャンボ宝くじの１等（５億円）が当選する確率を計算してみたいと思います。
販売額からサマージャンボ宝くじの販売枚数を計算すると21,000万枚で１等の当選数が21本なので、１等当選数を販売枚数で割ると１等の当選確率です。
サマージャンボ宝くじ１等当選確率 → 『1/10,000,000（0.00001%）』です。
はい、ピント来ません。というかどんな確率かさっぱりわかりません。
では、わかりやすくするために他の確率と比較をしてみましょう。
①交通事故に遭って死ぬ確率（計算方法：交通事故年間死者数を日本の人口で割る） → 0.002914%
１等当選確率が0.00001%なので、１等当選確率より交通事故に遭って死ぬ確率の方が300倍高いという計算になります。恐ろしい・・・。
②落雷に遭って死ぬ確率（計算方法：落雷死者数を日本の人口で割る） → 0.00001183%
１等当選確率が0.00001%なので、いい勝負ですね。１等当選確率は、落雷で死ぬ確率をほぼ同じという計算になります。ただし、私は今まで落雷に遭った方を存じ上げませんので、これもピント来ない確率ですね・・・。
参考にさせて頂いたサイトに面白い確率例があったので拝借
③北海道に１円玉を上空から落として、自分の頭に当たる確率（計算方法：頭の面積を北海道の面積で割る） → 0.0000000001%
流石に、１等当選確率の方が高いですね（笑）
④香川県に15㎡の家を建て、１円玉を上空から落として自分の家に落ちる確率（計算方法：15㎡を香川県の面積で割る） → 0.000011987%
１等当選確率とほぼ同じぐらいですね（笑）
（結論）
宝くじの１等当選確率は、
・交通事故で死ぬ方が300倍高い
・落雷で死ぬ確率と同じ
・香川県上空から１円玉を落として、自分の家に１円玉が落ちてくる確率と同じ
１等が当選することが現実的でないことがよくわかりました。
それでも宝くじを購入してしまうのは、なぜなんでしょうね？買わされているのか？
理由については長くなりそうなので、次のブログに持ち越します。
【YG】
参考
「金運アップ！宝くじで億万長者になる方法」、「サマージャンボ宝くじ 詳細と当選確率【2020年】」
https://economic-fortune.com/information/summer_jumbo_takarakuji/#no1
「数学の面白いこと・役に立つことをまとめたサイト」、「宝くじが当たる確率の例えが面白い – いろんな確率と比べてみよう」
https://analytics-notty.tech/examples-of-lottery-probability/
