先日、東京にて大雪の予報があり、警戒するよう報道されておりましたが、雪は降らずに大雨の一日となりました。そして、その翌日は気温が10度を超えることとなり、気候変動の実感ができる数日となりました。
さて、先週私は、時期はずれのお休みをいただき函館に旅行に行ってきました。この話をすると「なぜ、この寒い時期に北海道へ?」と聞かれるのですが、「ただ単に安かったからです。」とお答えしております。ホテルや航空運賃を合わせてもツアーよりも安い価格でチケットが取れてしまったのです。これは兼ねてから見てみたいと思っていた五稜郭や函館山からの夜景など観に行かなければと休暇をいただき函館旅行に行くことにしました。
旅行時の函館は、晴天でしたが風が強く、当たり前ですが東京よりも寒かったです。現地の人に聞いたところ例年よりも雪は少ない模様でした。私の歩いた道はほぼ、雪かきがされており、歩きやすかったのですが、駐車場などには雪山ができており、北海道に来たのだと実感できるものでした。
今回、一番の目当ては五稜郭でした。上からみると本当にきれいな五芒星の形は当時の測量技術がすごいのだと感じました。五稜郭は、日本で最初に作られた西洋式の城郭で、堀は日本式の石積みがされており、和洋折衷という言葉がピッタリの場所でした。堀は凍っており、その氷の上には動物の足跡が残っていたり、桜の木が雪に耐えて植わっていたり、街中にもかかわらず空気が澄んだ感じがとてもよい場所でした。一つ残念なのは、人が歩かない場所は雪のため、散策があまりできなかったこと。次回は、桜の季節に五稜郭内を散策しに行きたいと思います。
函館山からの夜景は、残念ながら強風でロープウェイが動かず見ることはできませんでした。そして、旅行中はバスを乗り過ごしたり、路面電車の降りる駅を間違えそうになったり、迷子になってGoogleMapを見てみれば反対方向へ歩いていたり、相変わらずの珍道中でしたが、総じて楽しい旅行となりました。
心赴くままに(K)