先日、米国でGoogle傘下のWaymoが自動運転車によるタクシーサービスを始めたことがニュースになっていました。実際には限られた人を対象にした自動運転サービステストのようなもので、運転席にも予備のドライバーが乗っているようです。今後サービスの範囲や対象を徐々に拡大していくということかと思いますが、これまで自動運転のテストにとどまっていたのが、いよいよタクシーサービスの形に進展したのかと思うと興味深いです。
似たようなモビリティ関係のサービスであるUBERは、2010年にサービスがサンフランシスコで開始されて2014年に中国に進出するスピードであっという間に広まりましたが、自動運転は安全面や法律面の複雑な課題を解決する必要があると思われますので、ほんとうに利用できるサービスが身近にやってくるのは少し先なのかなという気がします。
とはいえ、地方に住んでいる高齢者の生活の足の問題などを考えると、日本で自動運転が必要とされる素地はかなりあると思われますので、早く日本でも使えるようになるといいなあと思います。(Y)