先日、北九州国際会議場で開催された公開シンポジウム「わが国のSDGs達成に向けた地域の取組み」に参加しました。
(事務局として関わっていないシンポジウムに参加したのは久しぶりかもw)
「SDGs」については、恥ずかしながら、聞いたことはあるが・・・
という程度でしたので、少し調べてみました。
■持続可能な開発目標(SDGs)について
2015年に「国連持続可能な開発サミット」で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められた2016年から2030年までの国際目標であり、17ゴール・169ターゲットからなる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)です。
詳しくはこちらをご参照下さい(汗)
2030アジェンダ | 国連広報センター
※2019年8月付で、SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドラインが改定されました。※よくある質問(FAQ)を2020年7月に追加しました。» SDGs...
環境省では、SDGsの17ゴールのうち、少なくとも12が環境に関連しているとして、今後、アジェンダの実施に向け、気候変動、持続可能な消費と生産(循環型社会形成の取組等)等の分野において国内外における施策を積極的に展開していくようです。
持続可能な開発のための2030アジェンダ/SDGs
環境省のホームページです。環境省の政策、報道発表、審議会、所管法令、環境白書、各種手続などの情報を掲載しています。
もちろん、廃棄物・リサイクル分野においても「12.持続可能な消費と生産」に目標が掲げられています。
- 2030年までに小売・消費レベルでの世界全体の一人当たりの食品の廃棄を半減(12.3)
- 2020年までに化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。(12.4)
- 2030年までに廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。(12.5)
さて、参加した公開シンポジウムは、国と地方自治体が主催する形では全国初の取組だったようですが、今後、「SDGs」というキーワードをよく目にするようになるかもしれません。
特に印象的だったのは、パネラーの方々が度々仰っておられた、「現在のサービス(業務)や取組がSDGsという切り口でPRすることによって付加価値が格段に向上するかもしれない」「SDGsは世界の共通言語」という点です。
当社が事務局を務めるIoT導入促進協議会における「IoT」とともに、今後の業界発展に向けたキーワードとなるかもしれませんね。
(M)