大阪湾には「ラピュタの島」と呼ばれる島があります。
和歌山市加太と淡路島のちょうど中間に位置する無人島「友ヶ島」です。
▼友ヶ島はどこにある?
今年3月にお手伝いした大阪湾フォーラムで、加太・友ヶ島環境戦略研究会(KATIES)さんから友ヶ島の漂着ごみと取り組みについて話題提供していただいたのですが、実は私、20年も大阪湾に関わりながら訪れたことがありませんでした(汗
▼大阪湾フォーラムの様子はこちら
(友ヶ島の漂着ごみに関する話題は終わりの方(1時間50分ごろ))
友ヶ島は紀淡海峡に浮かぶ4島、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称であり、和歌山市の加太港から定期船で渡る(20分)ことができる島です。
大阪市内からも近く、コバルトブルーの海、約400種の植物、白い灯台、砲台跡など、風光明媚な散策コースとしても人気があるようです。
最近ではTVアニメ「サマータイムレンダ」のモデルとなった島として注目され、メインキャラクターの「小舟 潮」ちゃんが「和歌山市アニメ観光大使」に就任するなど、和歌山県とコラボして観光振興にも一役買っています。
▼サマータイムレンダ×和歌山県についてはこちら
https://www.wakayama-kanko.or.jp/features/summertimerendering/
そんなこんながあり、今後の漂着ごみ対策、海岸清掃の仕組みづくりを検討するため、7/22(土)に友ヶ島に行ってきました^^
大阪湾とは思えないほどの美しい海、灯台や砲台跡など見所もいっぱいあり、ラピュタの島と呼ばれるのも頷けます。
漂着ごみはほとんど見当たらず、当初の目的も忘れてどっぷりと島に癒やされてしまいました(笑
海岸清掃に関しては、いまだにボランティア頼みとなっており「海にごみを出さない!」という本来の目的からは、少しズレたところで各地の取り組みが行なわれていると思います。最近の海洋プラスチック問題に関する議論も同様であると思っています。
とはいえ、海ごみや海岸の清掃活動に関心が高まっている今だからこそ、持続可能な仕組みを考えていきたいと思います。(M)