こんにちは、皆さんは苦手な野菜があるでしょうか。私は今でもそら豆が苦手です。子供のころは、ソラマメ以外にも苦手な野菜がいくつかありましたが、大人になるにつれ、だんだんと減った気がします。人間の舌には食べ物の味を感じる器官である「味蕾」があり、年齢を重ねるごとにその数が減っていくそうです。そういったこともあり、子供の味覚感度は大人の約3倍もあるみたいです。KAGOMEが行った調査では、子供の7割以上は嫌いな野菜があるとのことですが、味覚が鋭いため、酸味や苦みも大人より感じてしまうので、仕方ないかもしれませんね。
そういった子供の苦手な野菜の克服に向けて、KAGOMEとNECが子供の苦手な野菜と相性の良い食材を組み合わせたプリンを開発したそうです。過去の調査を参考に選定した21種類の野菜と、相性の良い組み合わせを50万以上のレシピ情報からAIによって導き出したとのこと。今回、プレスリリースされたのは「とうもろこしとヨーグルト」「かぼちゃとレーズン」「ほうれんそうとココナッツ」「じゃがいもととうふ」「にんじんと白ワイン」「トマトとクリームチーズ」の6種類。どれも美味しそうなので、一度食べてみたいですが、販売されるかどうかは不明です。しかし、親子のコミュニケーション活性化を目的として、レシピを専用WEBサイトで公開するそうなので、ありがたいですね。
苦手な野菜が入ったプリンを食べられたからといって、その野菜自体をすぐに好きになるのは難しいと思います。しかし、苦手意識を持ったままだと、そのまま一生口にしないということもあり得るので、苦手意識を減らすという点でとても良い取り組みだと思いました。
今回の6種類の野菜以外に、ピーマンなどの子供の苦手な野菜はいくつかあると思うので、今後はレシピがどんどん増えるのを期待したいと思います!(SI)