心に届く手紙

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私は毎月一定額をUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付しているのですが、先日手紙が届きました。
アフガニスタンで難民支援を行う保護官の方からのお手紙です。

その中に、こんな内容がありました。
マレーシアで勤務していた時、難民認定を求めた方々が、第一次審査で不認定となってしまったのですが、
その後、お手紙の保護官の方の再審査により、難民認定を受けられることになったご家族にばったり遭遇し、
すごくお礼を言われるという出来事があったそうです。
その出来事を思い起こして、その保護官の方はこう思うそうです。

ー-「難民支援の仕事は大変なこともあり、できないことや辛いこともたくさんあります。
   今でも大変なことがあると、あの待合室での光景を思い出し、心の中で『頑張ろう』と思います。」

ニュース番組の尺も決まっている中で、取り上げられる件数には限りがありますが、
世界では日々悲しいニュースがたくさん起きています。
それらの出来事のひとつひとつには、必ずひとりひとりの悲しみがあります。
でも悲しみだけでなく、この保護官の方も含む多くの人の努力で日々喜びも生まれているのだろうと、このお手紙を読んで感じました。

ここのところは本当に、日々目を覆いたくなるようなニュースがたくさん飛び込んできます。
大きな悲しいニュースのなかでも、少しでも光を作れるよう、
現地の保護官の方のような大きなことはできませんが、
自分のできることをやっていくことが大事だと改めて考えるきっかけのお手紙となりました。


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届いたお手紙の一部




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