七十二侯

明日、6月5日は二十四節気では芒種となります。種まきの時期です。また、今年は梅雨入りが全国的に早くなっており、関東でも週末には梅雨入りでは言われております。

さて、暦の上では、二十四節気の他に七十二侯という言葉もあります。二十四節気をさらに三分割した季節の言葉で、芒種の中には、螳螂生、腐草為蛍、梅子黄の三つです。

螳螂生(かまきりしょうず)は、カマキリが誕生する頃。カマキリは害虫駆除してくれることですので、昔の方の生活の知恵を感じる言葉と感じます。

腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)は、蛍が飛び交う頃。昔は腐った草から蛍が飛び交うと信じられていたそうです。

梅子黄(うめのみきばむ)は、梅の実が熟す頃。収穫の後、梅干しや梅酒など保存食として利用されます。

七十二侯も調べてみると二十四節気以上に、生活に密接に関わりあう言葉になりますので、興味深いです。

梅子黄を見て、梅酒を思い出しました。今年は例年よりも多めに作ることを計画中です。美味しく作れるとよいのですが、今年はどうなるのでしょうか。
6月21日には、夏至になります。今が一番日が長い時期になります。
コロナ禍で外出が難しいですが、梅雨の晴れ間の夕方を楽しみたいです。

心赴くままに(K)

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