【新説】カブトムシはしぶしぶ夜行性!?

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虫網片手に雑木林へ突撃する時期がやってきましたね。
夏休みに昆虫採集をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな時に狙う昆虫といえばカブトムシ!
今回は『昆虫の王様』の異名を持つカブトムシに関する新説の紹介です。

タイトルで盛大にネタバレをしていますが、
それは、
《カブトムシはしぶしぶ夜活動している説》
です。

多くの人は、そもそもカブトムシは夜行性だと思っているのではないでしょうか。
実はそれが、ライバルとの樹液争奪戦に破れ、仕方なく夜活動している可能性があるのです。

山口大学の小島講師の発見によると、オオスズメバチがカブトムシの脚に噛みついて餌場を制圧しているそうです。
ハチの針はカブトムシの外骨格に刺さらないと考えられていて、力が強く、体重の重いカブトムシの方が樹液争奪戦において有利かと思われていましたが、オオスズメバチはカブトムシの弱点を熟知しているかのように攻撃し、木から落とします。
一方で、オオスズメバチのいない餌場ではどうなるかというと、昼までカブトムシが樹液に集まっていたということです。

本当にカブトムシはしぶしぶ夜行性なのかについては、より詳しい検証が必要ですが、もし日中にカブトムシを探したかったら、周りにオオスズメバチが飛んでいない木を探すと見つかるかもしれませんよ!

S.O.

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