人生と野遊びの案内所?

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みなさんは、毎年行っている “特別な” イベントってありますか?

家族旅行することだったり、記念日に豪華な食事をする、コンサートや試合を観る、趣味に関する何かを購入する、同窓会をするなど、人それぞれだと思いますが、私の場合は『年末年始を雪山で過ごす』です。

高校2年生の時に初めてスキーに行ってから約30年。年末年始を雪山で過ごさなかったのは、体調不良や家庭の事情などでいけなかった2年か3年だけです。

もう1つ「草野球をする」も頭に浮かびましたが、草野球は通常の生活圏で行っているためか、私にとって”日常”の一部になっており、”特別”ではないようです。

とはいえ「年末年始はスキーに行く」と書かずに、あえて『雪山で過ごす』と書いたのは少し理由があります。

大学生の時は野沢温泉スキー場でリゾートバイト(お土産屋)。社会人となって数年間は同窓会イベント(深夜までどんちゃん騒ぎ)。ここ20年くらいは大学の先輩方とスキー旅行というように、雪山(スキー場)周辺には滞在するのですが、目的が必ずしもスキーをすることではないためです。

今シーズンは12/29に諏訪に入り、12/31に白馬に移動、1/2に下山というスケジュールでしたが、12/29は諏訪の酒蔵めぐり、1/2は安曇野周辺の散策など、スキーをしない日もあります。このうちスキー場には4日行ったのですが、リフトに乗った回数は・・・合計7回です。これまでのスキー人生で初めて「1回券」なるリフト券を購入しました(通常は1日券、4時間券など)。

先輩の体調が悪かったことが最大の理由ですが、数年前から先輩が子ども連れで参加するようになってからは、子ども(陽くん)中心のスケジュールになっており、我々のスキーは二の次になっています。ここ数年の目的は、陽くんの成長を見守る!です。

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ちなみに、年末年始をスキー場で過ごすとなると「お金がかかるんだろうな~」と思われるでしょうが、我々の場合はビジネスホテルや民宿に泊まるため、宿泊費は普通の観光旅行と同様です(1泊2食付の民宿でも7000円/泊くらい)。

毎年、長野県内のスキー場を転々としていますが、必ずといって良いくらい白馬エリアに数日間滞在します。白馬エリアには八方、五竜、栂池など多くのゲレンデがあり、温泉施設などのアメニティも非常に充実しています。

白馬村公式観光サイト: https://www.vill.hakuba.nagano.jp/index2.html

白馬エリアではJR白馬駅から500mほどに立地する民宿に宿泊するのですが、私は約20年。先輩はおそらく30年くらい泊まっている超常連です。当然のことながら、民宿のおかみさんやおやじさんとも良く話をします。

積雪状況、スキー場のコンディション、街の変化など、四方山話をする中で今年は少し面白い情報を伺いました。

おやじさんが所有する土地(民宿の横)に、間もなくアウトドアメーカーのスノーピークスさんがキャンプ場をオープンするそうです(今年4月予定)。

その構想を聞いてびっくり!

おやじさんはキャンプ場と言っていましたが、それは名ばかりでコンセプトは「その土地に深く根付く、人生と野遊びの案内所」。

“野遊び”体験ができる複合施設で、全体の意匠設計は新国立競技場の設計者でもある隈研吾氏(私が担当した以前のブログでも出てきましたが)。スノーピークス直営店が進出するほか、スタバ、ミシュラン三ツ星獲得店「神楽坂 石かわ」のオーナーが監修するレストランなども出店するそうです。

スノーピークが隈研吾設計の複合施設 開発の勢い止まらぬ白馬
スノーピークは2020年4月、長野県白馬村に隈研吾氏設計の新たな体験型複合施設を開業する。観光案内所や国内最大規模となる直営店を設置し、スターバックスなど知名度の高い飲食店も誘致。エリア開発を通じて一帯を海外戦略の柱となる観光都市にするのが目標だ。

まずは新幹線長野駅までお迎えに行き、施設まで送迎。ミュシュラン獲得レストランで食事をして夜はガイド付きで星空を観察、朝は白馬岳を登山して山頂でコーヒーを飲む。・・・おそらくは外国人向けになると思われますが、内容は驚くものばかりです。

もちろん、お値段の方も民宿の宿泊料とは比較になりません。1泊10万だとか20万だとか・・・w

子どもの時にそんな体験をしたらどんな大人になるんだろう?

来シーズン、民宿に泊まった時には、横に別世界が広がっているんだろうな~(M)

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