本は読みすぎると眼が疲れます。いつも読みたい願望と眼性疲労を蓄積させたくないギリギリの葛藤をしています。
私は、読みたい願望と眼性疲労の蓄積軽減を両立させるべく、大活字文庫で本を読んでいます。
大活字文庫とは、低視力者・高齢者などにも読みやすいように、文字の大きさや行間などを調整し、大きな活字で組み直した本のことです。この本は、読みたい願望を叶えつつ、眼を酷使せずに本を読み進めることができます。
実際に一般的な文庫本のサイズと大活字文庫の文字のサイズを比較してみました。
大活字文庫には、背景色を黒・印字を白とした白黒反転本もあり、こちらもかなり読みやすいです。
フォントが大きくなる分、本のページ数も増え単行本1冊が大活字文庫になると3冊になったりします。また一般的な文庫本と比較すると本の価格が高いです(3,000円/冊を超える本もあります)。
もともと低視力者・高齢者など、弱視者を対象とした本ですが、私のように目が疲れやすい方にもオススメです。村上春樹の「1Q84」・東野圭吾の「流星の絆」など有名な作者の作品も大活字文庫化されており、小説のレパートリーは豊富です。また図書館で大活字文庫を借りることもでき、大活字文庫まとめ読みを楽しむことができます。大活字文庫のジャンルとしては、小説が多いので他ジャンルも今後増えていって欲しいです。(YG)