毎年恒例の社員旅行に11月19日から1泊2日にて神奈川県の箱根温泉に行ってきました。
今年は6月に開催された社員総会時に、皆さんにアンケートをとり多数決にて熱海温泉の星野リゾートに行く予定でしたが、人気旅館のため予約が取れず、第二候補地の箱根温泉に変更となりました。
私をはじめ北九州本部職員は全員が初の箱根温泉への旅行だったため計画を立てる段階からとても苦戦しましたが、地元のS理事に良いアドバイスを頂けたため、充実した計画をたてることが出来ました。
まず、1日目は小田急電鉄最新号のロマンスカーにて、新宿から箱根湯本駅までの1時間30分の列車の旅です。この車両には先頭と最後尾に展望席が設けてあり、私たちは最後尾の展望席をゲットしました。列車内ではご当地駅弁を頂きながら、日頃はなかなか会えない職員同士の会話に花が咲いていました。箱根湯本駅到着時にはすっかり頬がピンク色に変わり皆さんいい笑顔です。
本日のお宿は、箱根湯本温泉のホテルおかだにお世話になりました。
お宿に到着後は、まず平成30年度入社式と臨時理事会を開催致しました。
新入社員のAちゃんとS君には、事前に代表よりお題がだされており、二人とも新しい仕事に積極的に取り組もうという意気込みが詰まった新入社員らしいスピーチを聞くことが出来ました。見た目にはまったく緊張していない様子のお二人です。
臨時理事会は、先ほどまでのほんわかした雰囲気とは違い、会社の今後の方向性について、理事監事の皆様から厳しいご意見を頂きました。最終的にはみんなが同じ方向を向いて協力していくことを確認できました。
その後は、待ちに待った温泉です。箱根温泉がある地域は火山活動が継続しているため硫黄のにおいがするかと思いましたが、このホテルの湯はほとんどにおいが無く、無色透明のアルカリ性単純温泉、とても上品な美人湯で女性に人気があることは納得できました。
夕食には、いつもはご一緒できないS監事にもご参加頂き、過去最多の13名での夕食会を楽しむことが出来ました。
そして2日目は箱根観光で箱根湯本駅周辺のお店でお土産を探して回りました。
よく目にしたのは、火山の地域らしい真っ黒な「黒たまご」シリーズや温泉まんじゅう、梅の名産地曽我梅林の梅干し、富士山が近いため本わさびシリーズ、そして小田原のかまぼこと、いくら時間があっても足りないくらい目移りしっぱなしでした。
それから、箱根湯本駅から箱根登山鉄道にてのんびりと移動する予定でしたが、この日は平日の午前中にもかかわらず観光客で多く電車も満員になりました。お正月に放送される箱根駅伝のコースになっている山道を電車がスイッチバックにて登っていきました。到着した強羅駅を出た時には、箱根の人気観光地「大涌谷」に向かうケーブルカーに大行列が出来ていました。この駅周辺は博物館や美術館が多くあり、私たちはポーラ美術館に行ってきました。建物自体がガラス張りで周辺の森にすっかり溶け込んでいることにまず驚きました。館内のレストランは白を基調としたスタイリッシュな雰囲気で、大きなガラスから紅葉した木を眺めながらのお食事が楽しめました。この日は「ルドン展」が開催されておりました。オディロン・ルドン?私は初めて名前を聞きましたが、フランス出身でモネやルノワールなどの印象派の柔らかい色使いの画家よりは、カラフルで鮮やかな蛍光オレンジの色とダークな色の組み合わせが絶妙で「花瓶の花」には釘付けになりました。1時間ではまったく時間が足りなかったので、またリベンジしたいです。
今年も理事監事の皆様とご一緒でき楽しい時間を共有することができました。
来年も開催できるよう職員一同団結していきたいです。
お忙し所、ありがとうございました。(I)