8月28日、北九州から羽田行きの最終便で上京し、ホテルにチェックインする前に食事をしようと吉野家に入った。カウンターに座ってそそくさと注文した時にテーブル上に貼られたPOPが目に入る。
「3社合同定期券」
ふむふむ・・・吉野家、ガスト、はなまるうどんの3社で使える割引券で、吉野家は80円引き、ガストは100円引き、はなまるうどんは天ぷら1品(100~170円)無料。使用期間は9/10~10/21まで。定期券の価格は300円。なるほど。
一瞬で購入決定!
吉野家には週1回くらいお世話になっているし、はなまるうどんは当社の東京サテライトオフィス(新橋)から100mくらいのところにある。ガストもいくつかの店舗が思い浮かぶ。週1回以上はいずれかの店舗に行っているからだ。
ちなみに、今日までに既に3回使用している。あと1回使えば。
しかし、驚いたのは3社の連携。はなまるうどんが吉野家ホールディングスであることは知っていたが、まさかガストと連携するとはw
外食産業の売上高ランキング(2017)を見ると、ガストを運営するすかいらーくは業界2位(約3,600億円)、吉野家とはなまるうどんを運営する吉野家HDは業界5位(約2,000億円)となっている。
各社で見ると業界1位のゼンショーHD(すき家など、約5,800億円)とは大きな差があるものの、2社を合計すると肩を並べることとなる。
ネットで「3社合同定期券」の関連記事を斜め読みしたが、「昨年からはなまるうどんと連携し、合同定期券のキャンペーンで、両社で相互送客でき、効果を実感している。今回、外食業界も『競争』から『共創』に取り組む時期だと考え、ガストと一緒に定期券に取り組む。定期券の提示率を今年春の20%から25%への成長を目標としている」と説明した吉野家河村社長のコメントが印象的だった。
外食業界もあの手この手で売上アップをめざしているんだな。
廃棄物業界もこれからは『共創』の時代に突入していくのではないでしょうか。(M)