かつてテレビは娯楽の王様で、茶の間のシンボルでした。特に私が若かりし頃には、トレンディドラマも全盛でいわゆる月9を中心に当たり前のように学校や職場で話題にあがりましたが、今やオワコンとさえ言われています。サザエさん的な意味での家族という概念自体が失われつつある中、スマホやNETFLIXの利用を前提に個々人の趣味に応じた細分化されたコンテンツのみが、自分の都合の良い時間帯にのみ消費される社会。それも何だか寂しい気もします。
じゃあ自分はと振り返ると、実はドはまりしているドラマがあってそのタイトルが「義母と娘のブルース」。主演の義母役亜希子さんを演じのは綾瀬はるかさんで、娘のみゆきさん役は80年代アイドルみたいに丸顔でとても可愛い女の子。日本ドラマ特有の手法ですが、毎回のクライマックスのシーンで主題歌を被せるタイミングでは、50間近のおっさんの私が毎回号泣、最近のネット用語でいうなら「涙腺崩壊」です。なのに、先週はアジア大会とやらで一回飛ばされてしまい、テレビ局に本気でクレームを入れたくなりました。
その大切な主題歌を歌っているのがMISIAさんで、曲名は「アイノカタチ」です。これがまためちゃめちゃいい曲で、チケットぴあで調べたら、何と現在コンサートツアー中。12月に行けそうなタイミングがあるので、予約受付開始日は10分前から正座でPCに向かい、高速入力でチケット確保に努めます。ただ、ファンクラブにも入っておらず、ぴあの特典会員でもない私が大人気のMISIAさんのチケットをとれるのかしらん。。。とても不安です。
でも大丈夫。なぜならチケット発売日は私の誕生日で、神様が特別なプレゼントを差配してくれるはず。ドラマの中で、亜希子は言いました。「奇跡は割とよく起きます。」(T)