近年、どの業界においても人手不足が深刻化しており、
介護業界でも、それに伴う介護ロボットの開発が進められています。
その介護ロボットにAIを搭載したロボットが開発され、
名前をアイオロス・ロボットというようです。
個人的には、介護ロボットというと、
被介護者のアシストロボット、もしくはロボットスーツの様な介護者のアシストロボット
というイメージがありました。
しかしこのロボットは、介護業務支援を目的としたロボットです。
そのため、人が直接かかわる必要のない業務、
具体的には新聞などの配達や洗濯物・ごみの回収等行うことが可能で、
併せてパトロールも出来るようです。
パトロールに関しては、位置情報などをリアルタイムで学習して、
エレベータに乗って移動することも可能です。
その際に、高齢者の姿勢をAIで判断して、
転んだ状態などと察知すると、アラートが管理者に通知されるようです。
ロボットが自動ですべての介護業務をこなすには、まだまだ時間がかかりそうかと思いますが、
このロボットの様に、業務を人とロボットで住み分けをすることにより、
効率化が図れるようになったことは、素晴らしいと思いました。
このアイオロス・ロボットは、月15万円で来年の8月からレンタルが開始されるようです。
今後はAI等の技術の発展により、どのような機能を持ったロボットが出てくるのかとても楽しみです。