他人からの質問で「私っていくつに見える?」の次ぐらいに不毛な質問だと思っていることは、「文系?理系?」です。私はこの質問の意味がよくわからないです。私の考えは自分が必要だと思う時に必要なことを学べばいいのではないかと思っています。文系か理系かで自分の脳や人のタイプを分類することはだいぶ謎です。
文系・理系議論は、高校の時に大学受験対策として文系と理系をクラス分けするところから始まったような気がしますが、この時に文系か理系か決まったら一生その人は文系・理系に分類されるのでしょうか。たった18年行きた経験で分類することもおかしい気がしますが、もっとわからないのが大学を卒業して、明らかに社会人歴が長い人が、文系だから・理系だからという枕ことばを使って、自分を分類するのはかなり疑問です。その人は大学卒業してから、学生生活より長い時間を何をしていたのでしょうか?生きる上で必要だと思うことを必要な分学べばよかったのはないでしょうか。必要な文章が英語なら英語を読まないといけないし、統計学が必要ならσを勉強すればいいのであって、文系だから理系だからで、できない理由を並べるのは非常にもったいない気がします。
この文系・理系思考は日本人独特な考え方だと思います(海外で聞いたこと無い)。人間のパターンを分類して、こんなタイプだと直感的に認識する(血液型占いと一緒!)手段なのでしょうが、あまりにも凝り固まった考えです。自分で自分の視野を狭めてどうすんの。まぁ人間はできない理由を並べるのが得意な生き物なのでしょうがねぇな。(YG)