愛知県から大阪府に引っ越した10歳の頃、関西には節分に太巻きを食べる習慣があることを知った。
それから、我が家でも節分には食卓に太巻きが並べられ、家族そろって恵方を向いて食べるようになった。現在は「恵方巻」として全国的に定着しているが、当時は「恵方巻」とは呼ばれてなかったように思う。何て言っていたかな?
ウィキペディアによると、「恵方巻」という名称はコンビニが仕掛け、1998年から全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まったそうであるが、その起源は不明な点も多いようである。
「節分の夜に、恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かぶりし、言葉を発せずに最後まで一気に食べきると願い事がかなう」ということらしい。
しかし、一人暮らしを始めてからは恵方巻を食べることもなくなったな(汗)
そして、恵方巻についてネット検索をしていると、気になる記事がいくつもヒットしてきた。
「恵方巻き」大量廃棄
廃棄物コンサルとしては、ついつい気になってしまう。
確かにスーパーやコンビニなどで販売されている恵方巻はかなりの量が売れ残るだろう。食品ロスが社会問題化している中で、問題視している方も多いようだ。
関大の先生の推計によると、廃棄率4%の試算で損失額は10億を超えるという記事もある。
私が10年前に行った事業系一般廃棄物の調査結果では、賞味期限切れ食品の割合(湿重量比)はスーパーで約27%、コンビニで約23%だったが、翌日のごみは何%に跳ね上がるのだろうか?
とはいえ、縁起物である。30年ぶりに恵方巻を食べてみようと思っている。
願いが叶いますように!(M)
(追信)
2月3日(日曜日)21:30 近所のスーパーを覗くと、恵方巻は全て売り切れであった。また、近所のコンビニは20本くらいが売れ残っていたが、思ったよりも少ないw
事前の予約販売や当日の販売量調整など、小売店もあれこれと対策を講じている効果だろうか?
コンビニでは3種類が販売されていたが、そのうち2本を購入し、恵方を向いて黙って食べた^^
恵方巻の効果があった・・・と来年のブログで報告できるよう、明日からも頑張ろう♪